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2021年08月03日

「伝えたいこと」 と 「伝わること」



「伝えたいこと」 と 「伝わること」

コミュニケーションやコミュニティメディアに関わり、

これは、永遠の課題。


当初、島なりの伝達力やその術への探求に努めていたものの、

情報伝達の根本は、コミュニケーションだと振り出しに進む。


情報の内容は二の次で、こちらの伝達力だけでなく、

既に相手に理解力がスタンバイされている状態や

その関係形成が重要だと感じた。


そこにコミュニティメディアが介在する意味や意義を考える。


営みの外部やコミュニケーションの手の届かない所へは、

情報の中身、表現、スタイル、伝達手段が、

関心のきっかけとして重要なのは理解できる。


ファーストコンタクトが、

情報=理屈 or 存在=感情 


ここで情報共有と感情共有のバランスだと捉えた。


特に島は、必要以上の正しさが生む煩いより、心地よさを選択したり、

経済や政治も地縁・血縁はじめ、感情で動く気配がある。


社内でもよくスタッフ間のお題となる

プライベート目的の和みのコミュニケーションと、

ミッション目的の挑みのコミュニケーションとのバランス。


島はプライベートも仕事も内外コミュニケーションが重なり合い、

バランスの支点が流動的で、

ある意味、島ではこの器量が問われどころでもある。



今後、島が伝えたいことと、伝わることの違いのバランスを図りながら、

島をどう外へ伝えていくか課題だ。


サービスが十分にスタンバイされた

「いらっしゃい」的なショップのような島ではなく、

島心が充分にスタンバイされた

「上がってらっしゃい」的なホームのような島。


「お邪魔します。」をお待ちしたい。


理解力を宿した方々が訪れ、いい出会いが深まることを願う。



明日、大切なミッションの結果が発表される。

今朝、近くの神社へお参りに行ってきた。

緑囲まれた澄んだ空気に鼻から松果体が刺激される。





手を合わせ、

改めて、自然とは親のようなに包み見守る存在のように想う。


その子孫として、親への畏敬の念を忘れずに。


そんな価値観が宿り、理解ある方々が、

島へと訪れることを祈りつつ。



神様に伝えたいこと、伝わったかい?
  
Posted by ケンゴ牧師 at 11:23Comments(0)

2021年07月27日

世界自然遺産登録の日の自分のこと

令和3年7月26日 世界自然遺産登録の日


毎朝の日課。

島ゴトへの感情と理屈のときほどきの術に頭を巡らせ、

浴びるシャワーと共に、天から言の葉が降り注がれる。



決して、他人と環境のせいにせず、

固定観念の石橋をたたき崩しながら、

リスクを回避するのではなく、

リスクと対峙。

それを超えていく経験は、

いつも挫折 or 獲得の機会として、

脳内の新たな出逢いの結びを生む。

のちにそれが自分の哲学となり、

軸を得て、志を太く束ねられ、

勇気が自信へと築かれていく。



これは、同じ事象でも

眺める観察日記と、

関わる監督日記とは、

捉える世界は、相対と総体ほど別次元。

抽象から具体への着地を経て、それが自分の言葉となる。



それを2014年から、ノートにしたためて8年目。



世界自然遺産登録のこの日の朝に

天から降りた言の葉を綴ろうと、

ノートを開けば、偶然にも最終ページの一行となった。








その節目の重なりを朝礼で伝えつつ、つい目頭が熱く湧いてきた。

会社を立ち上げ、23年間。 初めて見舞われる感情だった。

(歳をとったのもあるかもしれん。)





この日は鹿児島県・奄美大島自然保護協議会の主催現場。

MBCサンステージさんからの御依頼で、

IUCNからの審議状況を奄美市役所へ映像中継を行う現場に携わった。








島にとって貴重な節目を跨ぐこの瞬間に

立ち会わせてもらえることに感謝と感動。



緊張の中、配信ビジョンを見守りつつ、

これまでの登録延期、審議延期を経た時間軸を無視して、

早々の「世界自然遺産登録決定です!」



奄美らしく六調を奏で、来場者の喜びの舞とともに

連なるハブ隊がうねりくねり、大勢の報道陣と疫病を祓う。








なぜか避けられない事故率の高い儀式、

裏方として催事の全責任の象徴である

黄金の「くす玉」


前日、5度にも及ぶリハーサルの祈りを捧げ、

島内5市町村長によって、無事くす玉は開き、

島の風土へ 新しい時代の意志気が放たれた。









この日は、あまみエフエムでも特別生放送と、

本来、飲み会を意味するシンポジウムがASIVIであり、

島ゴトに携わる先輩や後輩たち、島外の仲間と、

焼酎片手にパネラーとして参加した。





各シマさばくりの前線にいる現場の課題を共有し、

互いに同志(ドゥシ)の島心を確認でき、安堵と共に酔いが回り始めた。



その後は、島の裏方侍たちと、

島魂の宿杯を交わし、島と自分たちのこれからを熱く語らった。



久しぶりに達成感あるミッション多き一日を駆け抜け、

今朝は、心地よい二日酔いの中、

また世の中へと 島心の言の葉を届けることができた。




  
Posted by ケンゴ牧師 at 19:25Comments(0)

2021年07月23日

世界自然遺産登録前の自分へ

令和3年7月23日。

この時、自分自身が何を感じ、何を考えていたかを

のちの自分との計りになるよう書き留めておきたい。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


あと、3日後で世界自然遺産登録 予定。


いつまでも「島心」を次世代へと守りつなげられるよう

これから、踏ん張らないといけないことがたくさんあると思う。


登録前のこの世界。

2度と戻れないかもしれないこの時間・関係・環境。

今のうちに当たり前の有難さを噛み締めるべきだろう。


かつて、内地へと夢や可能性、経済的な潤いを求めて島を出た。

結局、都会では埋められない精神的な潤いを求めて、島へと還る。


この島の環境条件を覚悟し、島の課題に対して、

心通う同志(ドゥシ)たちと、夢と可能性を追い続けてきた。


もっと、島時間をかけて、島のみんなで語りあって、煩いあって、

気持ち重ねて、自立的な環境づくりをカタチにできればと目指してきた。


しかしこれから、島の自助努力とは脈絡の乏しい、

豊かな経済的な潤いが注がれることになる。


これまでの精神的な潤いにどのような影響が起こりうるのだろうか。


棚からふつ餅。


決して、お金を稼ぐことは悪ではない。

どのような質で稼ぎ、どのような循環を促せるかが課題だ。



島内外から利益と目的意識をもって迫りくる

初めましてと、久しぶりな人々によって、

無防備な笑顔の心優しき島ッチュはどう促されるのだろう。

これまでの目の前の仲間との尊い時間や手間は、

いつの間にか奪われてしまうのだろうか。


今回もかつての大島紬景気やバブルのように、

のちに衰退期が訪れるのだろうか。


あのとき、島の先輩たちは、何を手に入れ、何を失ったのだろう。

1つでもこれから始まることへの教訓になることを願いたい。


島の人々の心通う潮の満ち引きを

飲み込むように大波が押し寄せてくる。


島の軸を、島の錨を、手放さず踏ん張ることができるだろうか。


特効薬が体内へ注がれるように

世界自然遺産後の副作用は、これまでの島の微笑む母体を

どのような表情へと変えていくのだろうか。


まだ、自分が精神的に子どもだった20代の頃、

自己承認欲求へのパフォーマンスの暴走の果て、突き抜けたその孤独感は、

周りとの二分した優位性の関係づくりより、

親心のように愛憎・利害をも包む一元的な環境づくりが、

結果、ムーブメントを起こし、状況を変えていくという気付きを覚えることができた。


それから、裏方に徹してきた23年間。

少しずつ時間をかけブレずに、島が島の価値観を捉えるため、

島が島らしくあるように働きかけてきたつもりだ。


島外からの力学、価値観の影響も増す中で、

これからはもう、この島時間の調子で共に歩み難いと感じとき、

もう一度、20代のときのような「型」のパフォーマンスを

今回は、「親心」をもってムーブメントを起こす必要がある。


それは、島としての価値の「島心」の承認欲求としてのメッセージ。

意識が一周し、螺旋のような循環発展の築きとして。


かつて、内地への眼差しとともに

一方的に注がれる情報の世界観に感化、翻弄され

島のアイデンティティが骨抜きになっている状況を課題とし、

自分たちから溢れ出るものを自分たちが汲み取り、

自分たちが浴び、自分たちが潤う…

そんな情報共有・感情共有をとイベント、メディア環境を構築してきた。


そして、更なる課題。

昨今、時間・空間を共にすることのない世界の価値観。

その地図にないコミュニティの共感も

少なからず満たされ、救われるものがあると思う。


しかし、時間・空間の繋がりとリスクを共有する世界に存在し合う

目の前の家族、周り、島の人たちの頷きや

煩いを超えた心地よさに

本当の共感価値があると信じたい。

それが少しでも伝わるのであれば、

地図に無いコミュニティにも関わらなければならないのだろう。



島の価値は、目に見えないことばかり。


目に見える顕在的な「型」合わせの世界だけでなく、

目には見えない潜在的な「心」合わせの世界への感化を求め続けたい。


これからは、その「島心」の深さを読み取る「島視力」が必要だ。


みんなで、島が、島らしくあるために

「島心」について、語り合えたらと思う。


これからは、少しでも島に増えてほしい。

「汝(ナ)ンのための島」から、「島のための汝(ナ)ン。」という意識と存在。


島は、経済も 自然も 国に守られている。

文化くらいは自分たちの手でなんとか守りたいものだ。


奄美・沖縄世界自然遺産登録おめでとう。(恐らく3日後)


これまでの23年間はリハーサルだったということに。

ここからが本当の意味で「島心」を次世代へと守りつなぐべき

ステージの本番が始まる。


裏方のフロントマンから、また表へと出ていかんとや。(注:政治の話では無(ネ)ン。)

  
Posted by ケンゴ牧師 at 18:46Comments(0)

2018年12月20日

ROCK A BILLY CLUB TEDDY BOYS

年明け2019年 亥年。
実は来年、年男。

正月は、各同窓会が開かれ、懐かしい顔を拝めそう。


そんな中で、懐かしい音にも出会えられたらと
約30年ぶりに高校時代のバンドを復活。

「ROCK A BILLY CLUB TEDDYBOYS」



メンバーが、全員揃うことも30年ぶり。


このROCK A BILLY CLUBは、
大島工業高校を中心に
86年~95年の10年の間、
7代にわたり続いたチームです。

継がせてくれた いいだっかの先輩たち、
継いでくれた かわいい後輩たち、
みんな ありがっさまりょうた!

自分たちは、3代目。(ちなみに自分は3男。)
一番、要領が長ける生意気な存在だったと思います。笑

工業高校でしか通じない英語で、
OLDIESやROCK’N’ROLL、R&B、
DOOWOPなどなどをカバー。

ドラムでリーダーの自分が、
ライブを開催するのに
練習場確保したり、
チケットやポスター作ったり、
会場手配したり、
衣装を内地へ買い出し行ったり、
段々、裏方意識が高くなっていったのもこの頃です。





またメンバーとも音楽とバイト三昧、
呑み語らったり、(ジュースで?‐_‐)
ときには喧嘩したり、
いろいろありました。

高校3年の文化祭あたりで、
不協和音が漂い 残念ながら解散へ。



このまま仲違いで卒業なんかなぁ。。。
と、思った頃。


南日本放送のディレクターから一本の電話が。


奄美関係の中学生から一通の手紙が届き、
「奄美にカッコいいバンドが居るから取材してください!」
ということで、次回のライブの取材依頼。


あぁ、神様っち いるんじゃやあ。
この機会をハッピーエンドにして、
みんなで卒業~島を出ないと。


さぁ!自分以外にあと8名いるメンバーに意思確認せねば。。。


全員集合させて、確認すれば
みんなの出方待ちで、
誰かがツッパれば、ややこしいことになるなあ。。。


よっしゃ!

一人ひとり聞いていこう!


※「秀和!こんな話が来てて、みんなやるって言ってるけどどうする?」

「ん・・・わかった!みんなやるんだれば、やる!

※Repeat × 8名

秀和→博士→清正→輝幸→和仁→北郷→弘志→純隆。。。


半日で、みんなの合意を得ることができました。笑



最後の最後にみんなに、見守られ
いいライブができました。




またこうやって、みんなと集まれるのも
あの時のハッピーエンドがあって、
振り返り、いい想い出と焼き付いているからかもやあ。

ホント、苦楽を共に過ごした
最高のバンドメンバーたちです!

↓ はしっと、ヘタッピだんば~。



https://www.youtube.com/watch?v=dksB0N_n_Rs
<1989年03月映像>


この番組を当時、
工業高校の先生たちみんなが、職員室で見てくれたそうです。

南日本放送さん、ありがっさまー!

実は当時のディレクターさん・レポーターさんも
今回のライブに来てくれるっち。





あの頃、将来はいつか、
島でライブハウスを!なんて
夢見たものです。

                    ↓当時の頭の中のイメージ 笑






自分のライブハウスで、
みんなとお酒飲みながら、
TEDDYBOYSで集える日が、
訪れることに感謝です。


「OLDIES」
かつての懐かしい音楽を
演奏していたあの頃を
改めて懐かしむ今。


あの時間を共有した
同窓はじめ、先輩・後輩!
みんなASIVIで待っちょりょっと~♪


2019年1月4日 復活ど!
ワンキャのAMAMIAN GRAFFITI!



いつか、全ROCK A BILLY CLUB先輩・後輩で集いたいや~♪







  
Posted by ケンゴ牧師 at 22:50Comments(1)

2018年10月14日

まだまだ・・・島の物語は 続くんどー!

ASIVI20周年 お礼


おかげさまで、9月29日より10月10日までの

12日間、開催しましたASIVI20周年イベント、

奄チュアミュージシャン、唄者、シンガー、

DJ、パフォーマー、音楽ファン、

奄美の音楽関係店舗や関係者のみなさまに

ご参加・ご協力頂き、無事終えることができました。

スタッフ一同、心より感謝いたします。





初日の台風24号の台風直撃の中からスタートし、

12日間で131組 出演!

累計約1650名のご来場頂き、

みなさんとともに20年の節目を一歩跨ぐことができました。

(ライブレポート/ASIVIブログ→http://asivi.amamin.jp/



演者・来場者のみなさんの想いや心のつながりに、

唄や音の電流が注がれ、ASIVIのライブ空間の磁場に

エネルギーが生まれた感動の連続でした。



「楽しい!」 ということを島の中で、

島ッチュの唄や音で創ることができる!

改めてみなさんとともに証し、実現できた12日間でした。

 アニョ万歳!




みなさんのおかげで、

「これからの島の音楽文化の可能性を夢見ることができた!」

そんな未来を照らすヘッドライトを灯すことができました。





みなさんからの愛情で、

ASIVIの命を宿してもらっていることに感謝です。

AMAMI ASIVI A LIVE!





感謝を忘れずスタッフ一同、

みなさんへこれからも歌い続けます。

ありがっさまありょ唄


ASIVI代表 麓 憲吾 スタッフ一同

最終日のASIVI BAND!(アシビンチュ/感謝♪)




・・・・・・・・・・・・・



ま だ ま だ ま だ ま だ、

唄の力、音楽の力、島の物語は終わりませんよー。

奄美は唄の島です。文化の島です。




奄美大島世界自然遺産登録へ向けて、

音楽を通し、島ッチュ自身が、

島の未来へつなぐ、ムン考えをしゅん機会です!



経済的な豊かさも大事かもしれませんが、

島の暮らし、営みで培ってきた精神的豊かさは、

島の自然・文化から育まれたものです。



今後さまざまな力学が働く中で、

私たちは地に足つけて何を踏ん張り、何を守っていくのかを

分別、考える機会を設けました。



奄美大島自然保護協議会(奄美大島5市町村)の旗振りにより、

奄美大島出身の唄者・アーティストで、

我んきゃの唄、島の唄を作ろう!

ということで、始まった

「唄島プロジェクト」







更には、楽曲「懐かしい未来へ」 発表記念

奄美大島「環境文化」祭
唄島ふぇすてぃばるっち 開催です!

10月28日(日)大浜海浜公園貝殻ステージ





行政・民間はじめ唄者・アーティスト・来場者のみんなで生み出すイベントです。



これまでにないイベントのカタチになると確信してます。

島の自然・文化・人への愛情を注ぐ、意識づくりの場となります。

ぜひ、ともに島の歴史と島ッチュの心へと刻みましょう!
 


とにかく「楽しい!」イベントになることは、

間違いネンど~~~!


奄美大島「環境文化」祭

唄島 ふぇすてぃばるっち。

カン、イモーレ!



  
Posted by ケンゴ牧師 at 18:35Comments(0)

2018年10月02日

ASIVI 20周年

「いつか島にも音を出せる常設のステージがある場を作れたらやあ。」



そう夢見て、先輩と一緒に始めたのが、
2TONE TRACK という小さなバーでした。

それが平成10年6月6日。

仲間がお店づくりを手伝いに来てくれました。











ここでお金を貯めて、いつかライブができる場を!



その2か月後に
いつもイベントでお世話になっていた場所、
ビアホール ニコルの前に
「 お 店 譲 り ま す 。 」 の貼り紙が!?



「正一兄、ニコルが空くらしいどー。あそこいいんじゃない??」

「馬鹿や~、ここの店、開けたばっかりじゃがな!」

そんなやりとりをしたことを思い出します。


もちろん、この流れで賛成する人はおらず、
想い収まることなく、1人で進めることに。





でも一日一日と仲間が心配そうに
手伝いに来てくれました。感謝!






その小さなバーのOPENから4か月後、
平成10年10月10日
ROADHOUSE ASIVI をOPENさせることができました。

openメンバー/左からアキヒロ兄・純子・ワン・ヒロさん  正一兄は2TONEやるっち。




島の奄チュアミュージシャンのみなさんや音楽ファンのみなさんに支えて頂き、

あれから 20年。


ASIVI的にも個人的にも
いろ~んなことがありました。


良き仲間がスタッフとして勤めてくれたり、

大浜サマーフェスティバルを受け継ぐことになったり、




ASIVI主催イベントからバンド主催メインになっていったり、

内地からプロミュージシャン来てくれるようになったり、




昼間の学生ライブについての各学校生徒指導の先生たちと話合ったり、

コピーバンドばかりが、みんなオリジナル曲を作るようになったり、

サモガリと夜ネヤ、島ンチュ、リスペクチュ始めたり、




ちとせをはじめ出身者がメジャーデビューしていったり、

野外イベントで、大きな負債を抱えたり、




バンドのリハスタジオ作ったり、




ラジオを開局したり、




2TONE TRACKが火事になったり、






個人的には。。。

「守るもの」が多くなってきたり、

「コワイ」という感情が生まれてきたり、

「想い」だけでやれる限界の壁にぶつかったり、

「伝えたいこと」と「伝わること」のギャップに悩んだり、

「忙しいと書いて、心を亡くす」と言われ凹んだり、





最近、音楽仲間たちが勝手に逝ってしまったり・・・



注)幸吉兄は生きています。


別れがあったり、出会いがあったり。。。



おまけに一昨日、
台風24号で、ラジオの送信所のアンテナ折れたり、

 心も折れました。。。泣


でも、今日も変わらず、雨に負けず、風にも負けず、

ASIVI OPEN してますよ。


泣き笑いの20年。

お店と共に成長させてもらいました。


一人でやれることの限界を感じれば感じるほど、

周りに協力してくれるみんなが居てくれることに

有難い、有難いとつくづく反省とともに感謝の日々です。

(特に これまで関わってくれたスタッフに感謝です!)


12日間
20周年記念イベント開催してます。

欠席の北郷は、中さんの中国ツアー中~



100組以上出演!

例え島の人口が減少していても、音楽人口は増えてます!



その数人の中に
とうとう、うちのこどもたちも全員楽器を触り始めました。笑


昨日からドラムを始めた三男 ♪



まだまだ、泣き笑いの未来が待ってるようです。
  
Posted by ケンゴ牧師 at 00:38Comments(1)

2018年03月24日

島サバクリエイティブ~GCD(ガシド)

紙の上の左に「成功」と書いて、
その反対は??








「成功」の反対は? 「失敗」??




















紙を半分から折ると、
「成功」と「失敗」は、紙一重。
















「成功」の反対は、何も「しない」ことっちど~~~~~笑




さぁ!みなさん、毎年恒例
島サバクリエイティヴGCD(ガシド)が、
開催されますよ!



島の環境条件下で、
TRYするみなさんのマインドには、
リスペクチュです!



本番、前日のユムター(語り部)打ち合わせ
「不安の共有」の時間。。。














人に歴史あり、島に島興師あり。































島内の島ッチュは会場へ
島外の島ッチュはUSTで!http://amamin.jp/


  
Posted by ケンゴ牧師 at 21:34Comments(0)

2017年08月07日

台風5号

台風一過。 お見舞い申し上げます。


みなさんの地域は 大丈夫だったかいや~?
(まだ内地は通過中ですが・・・)



あまみエフエムは、ひさしぶりの災害対応放送。



リスナーさんはじめ、島ッチュのみなさま、
各自治体・各コミュニティFM・奄美通信システムさま
各企業など協力機関・企業のみなさま
ご協力 ありがっさまりょうた。



あの時、あぁすればよかった。こうすればよかった・・・。
またもや反省点だらけ。 課題山積だったどー。 (悔し ~ 泣)


<記憶のあるうち次回のための反省点洗い出し>





送信所や各中継局やスタジオ、
停電時対応のため 自家発電確保。



各種発電機たちが活躍してくれたどー。
(機器貸出いただいた関係者のみなさま ありがっさまりょうた。)





今回は各地 長期停電!




各所、バッテリー電源を失う前に発電機スタンバイ!
給油や発電機交換に山頂までスタッフと共に何度往復したかいやー。



発電機、それぞれのスタミナ、それぞれのキャパ、それぞれのスキルがあり、
それぞれにがんばってくれた。



もちろん、それ以上に
あまみエフエム & アーマイナープロジェクトスタッフみんなが、
一丸となって 誠心誠意 きばってくれました。

更には OB ・ OG の心強い助っ人!

みんな、ごくろうさま & ありがっさまー。







頼もしい人材 や 機器の有り難さ。


「ソフト」「ハード」 も 共に 大事。


やっぱり、それらを動かす 意識。
「ハート」 が 大事じゃや~。



その自己発電 スイッチを 自ら ON!にできる 意識。




人はとかく、そのスイッチや責任や判断を 他人や周りの環境へと委ねがち。


自然への畏敬の念とともに
その台風が、澱みがちな潮流をかき回すように
人と人との意識や絆の大切さを改めて、氣付かさせてくれるっちょや~。



電気・水道・ガス・電話・・・そして大切な人々。
ホント、当たり前のことが、有ることに 感謝せんとイカンやー。

有 り 難 や ~ 有 り 難 や ~




自然の驚異 や お祭りごと。

共に受け入れる不安や負荷、
そのことに向き合う 時間、空間、手間、意識、エネルギーを共有・共感し、
大変なサバクリであれば、大変なサバクリであるからこそ、
日常に戻れる 安堵 と 幸福 を 感じることが できるんだろやー。


減 り 張 り じ ゃ 、 メ リ ハ リ !




というわけで、
ハゲ~ また大変な サバクリ が始まるどー!

さあ、今週は台風5号で延期になってしまった奄美祭り各催事!
& ガジユータシンポジウム & 商店街夏祭り & あやまる祭りも!




「ハート」 スイッチ ON!じゃ~。
  
Posted by ケンゴ牧師 at 11:59Comments(0)

2017年07月29日

大浜サマーフェスティバル

今日から29(土)&30(日)2日間!
「大浜サマーフェスティバル」 開催するど~~~。


考えてみれば、いつから関わってるんかい?


自分が高校1年生の時からだから、87年かな~
参加させてもらっいて、
毎年、心待ちに楽しみにしてたもんです。







当時は奄美大島観光物産協会等(現 奄美大島観光物産連盟)等が主催し、開催。

バンド演奏以外にも水着コンテストや黒んぼ大会等があったどー。



98年になぜか自分が引き継ぐことになり、(ASIVIがOPENする3か月前)
大浜サマーフェスティバル実行委員会を立ち上げ開催。
当時の先輩はじめ仲間たちに感謝です。


それから、事務局がASIVIとなり、
併せて、07年にはあまみエフエムへと拡がり、
当初から地元のバンドマンや音楽を愛する島ッチュが、
協力して成り立ってきた島の野外音楽フリーイベント。







今まで、雨や台風にやられたり、いろいろとトラブルばかり…
開催し始めた当時は、管理人の恵さんとは度々揉めたりして、
今はとても仲良くさせてもらってます。(恵さん、あの時はホントすみよらん。苦笑)
1日開催が2日開催になり、何とかこれまで続けさせてもらい、
振り返れば、どれもこれも いい想い出ばかりです。




あれから19年っちど~。

早いや~ワンも白髪ガマチに なるわけじゃ...



ということで、
大浜のステージも 年に一度だけ、貝殻ステージが開きます!笑


島のバンドマンやDJ、シマ唄、ダンスなど文化に関わる皆さん、
奄美市、奄美大島観光物産連盟さん、島バスさん、奄美のタラソ竜宮さん、奄美漁協共同組合さん、松元組さん、
瀬戸内ケーブルテレビさん、島メディアのみなさん、アサヒビールさん、大塚製薬さん、
いつも楽しみに来てくださっているみなさん、
ホントにありがっさまりょうた。
今日、明日、またこれからもよろしくお願いしまーす。




上天気!準備も順調です!




次回は開催20回!ステージ施設もリニューアルするそうです!

来年に向けて、今年も盛り上げるど~~。


  
Posted by ケンゴ牧師 at 14:07Comments(0)

2017年06月16日

余興も文化っちど。

♩ 笑えば~尊し~ 笑わしの~ON!


今週末、6月18日(日)にY-1グランプリが あるっちど~~。






MY LIFE STUDIO代表 安田祐樹氏が、
結婚式 撮影現場を通じて、
島の披露宴の余興の多様性に 心惹かれたらしく、
これをイベントに!ということが 始まりだったそう。

島で、島ッチュで、島のお笑いイベントができるっち、いいだっかどー!



かつては、島ッチュの知らないこと、経験のないことの
「楽しさ」や「魅力」は、全て 島の外から注ぎこまれてきたんば~

今は、島がおもしろすぎるっちょ!




話は変わりますが、
島は、めでたく今年3月国立公園に指定されましたー。


その評価は、「自然」のみならず、
「自然」と「人」との関係性が評価されたらしい・・・。


人が自然に対し、畏敬の念を抱きつつ、
海の幸、山の幸を自分たちが食す分だけ!を頂きながら、
共存共栄、千年以上、調和し保ち続けた。


またその環境下で培われた精神性の結果として、
文化が育まれてきたことも評価されたのかもしれん。


なので、奄美の国立公園は、
これまでの「生態系管理型」に加え、
「環境文化型」というらしい。


要は、その「様(さま)」の世界観の価値。


島の魅力は、自然、唄、紬、酒などなど、
その一つのコンテンツのみの魅力だけでなく、
そこに取り巻く 人 や 想い や その関係性 など、
その「様(さま)」なんだろや~。



シマ唄や八月踊りにしても、余興にしても

 知り得る場で、

 知り得る人と、

 知り得る人へ、

 知り得ることを伝える。


あちら側 と こちら側 っちゅう、隔てのない感じ。

ひょっとしたら、そこには
必要以上のクオリティは、意味がないのかもしれん。


とはいえ、
「何あれ~、自分たちだけの身内ノリじゃがな~‐_‐」
っち、言われることも多々・・・。


外から見ると身内ノリ・・・。
外側に居らんで、汝んも 身内ノリんしょれー!ちゅうことなのかもやー。



そういえば昔、テンニースおじが よく言っとたんば、
社会類型論ちゅうのの
ゲマインシャフト(共同社会) と ゲゼルシャフト(利益社会)で
いろいろ頭の中が整理できるんじゃがなっちょー!


共同社会(集落・島)でいう
 「我ンキャ は 我ンキャ である」という A:A の一元的な「伝統文化」と

利益社会(都会・街)でいう
 「我ン」 と 「お客さん」 という A:B の二元的な「エンターテイメント?」

とは、どちらも楽しいことには変わりないんば、

「様(さま)」 のつくりは違うかもねー。

 (とはいえ、今は島の中でも街と集落価値観は混在してるんば・・・苦笑)






 知り得る場で、

 知り得る人と、

 知り得る人へ、

 知り得ることを伝える。



マンネリなのは、み~んな分かってるんば・・・
サモガリとか?(笑 今年はいろいろやるみたいですよ~)


その場にいること自体、既に「笑いたい!」っていう
意識 や 意欲 がスタンバイされているっちゅうこと自体っち、
いいよや~。


新しいこと、魅力的な 「情報共有」 よりも
「感情共有」 の価値観 と 心地よさかもねー。


お互いの感情参加で成り立つ 一つの「様(さま)」

集落の公民館で行われる敬老会やお祝いの余興はまさしくそう!

もう一つ言えば、
我らの噛み噛みパーソナリティ渡陽子の伝達力に対し、
聴き手の理解力の方が、大分 増していること。(笑)

お互いの感情参加で成り立つ 一つの「様(さま)」としか言えん・・・。



氣が合うというか、氣を合わそうとする感じ。

ホント  ですよ! 愛!





っちゅうわけで、

結論:そんな 余興文化 です!



またまた、自分たちスタッフも裏方として参加しまーす!

裏方チームもおもろい仲間ばかりで、
笑いのためなら手間を惜しまん

「愛 と 氣前 と クリエイト!」

やる氣のあるバカバカりです!(笑)


<一生懸命 話し合っている様(さま)> PHOTO BY/ゆーきゃんのパクリ


MY LIFE STUDIO オープン10周年記念おめでとう!
6月18日は、Y-1グランプリ! 
笑いたい島ッチュ!
あまかんに集まれ~~。



  笑わざるもの 来るべからず。
  

  
Posted by ケンゴ牧師 at 21:54Comments(0)