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2021年07月27日

世界自然遺産登録の日の自分のこと

令和3年7月26日 世界自然遺産登録の日


毎朝の日課。

島ゴトへの感情と理屈のときほどきの術に頭を巡らせ、

浴びるシャワーと共に、天から言の葉が降り注がれる。



決して、他人と環境のせいにせず、

固定観念の石橋をたたき崩しながら、

リスクを回避するのではなく、

リスクと対峙。

それを超えていく経験は、

いつも挫折 or 獲得の機会として、

脳内の新たな出逢いの結びを生む。

のちにそれが自分の哲学となり、

軸を得て、志を太く束ねられ、

勇気が自信へと築かれていく。



これは、同じ事象でも

眺める観察日記と、

関わる監督日記とは、

捉える世界は、相対と総体ほど別次元。

抽象から具体への着地を経て、それが自分の言葉となる。



それを2014年から、ノートにしたためて8年目。



世界自然遺産登録のこの日の朝に

天から降りた言の葉を綴ろうと、

ノートを開けば、偶然にも最終ページの一行となった。


世界自然遺産登録の日の自分のこと





その節目の重なりを朝礼で伝えつつ、つい目頭が熱く湧いてきた。

会社を立ち上げ、23年間。 初めて見舞われる感情だった。

(歳をとったのもあるかもしれん。)





この日は鹿児島県・奄美大島自然保護協議会の主催現場。

MBCサンステージさんからの御依頼で、

IUCNからの審議状況を奄美市役所へ映像中継を行う現場に携わった。


世界自然遺産登録の日の自分のこと





島にとって貴重な節目を跨ぐこの瞬間に

立ち会わせてもらえることに感謝と感動。



緊張の中、配信ビジョンを見守りつつ、

これまでの登録延期、審議延期を経た時間軸を無視して、

早々の「世界自然遺産登録決定です!」



奄美らしく六調を奏で、来場者の喜びの舞とともに

連なるハブ隊がうねりくねり、大勢の報道陣と疫病を祓う。


世界自然遺産登録の日の自分のこと





なぜか避けられない事故率の高い儀式、

裏方として催事の全責任の象徴である

黄金の「くす玉」


前日、5度にも及ぶリハーサルの祈りを捧げ、

島内5市町村長によって、無事くす玉は開き、

島の風土へ 新しい時代の意志気が放たれた。


世界自然遺産登録の日の自分のこと






この日は、あまみエフエムでも特別生放送と、

本来、飲み会を意味するシンポジウムがASIVIであり、

島ゴトに携わる先輩や後輩たち、島外の仲間と、

焼酎片手にパネラーとして参加した。

世界自然遺産登録の日の自分のこと



各シマさばくりの前線にいる現場の課題を共有し、

互いに同志(ドゥシ)の島心を確認でき、安堵と共に酔いが回り始めた。



その後は、島の裏方侍たちと、

島魂の宿杯を交わし、島と自分たちのこれからを熱く語らった。



久しぶりに達成感あるミッション多き一日を駆け抜け、

今朝は、心地よい二日酔いの中、

また世の中へと 島心の言の葉を届けることができた。


世界自然遺産登録の日の自分のこと


Posted by ケンゴ牧師 at 19:25│Comments(0)
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